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眼瞼下垂失敗、他院修正なら仙台中央クリニック

眼瞼下垂失敗の他院修正手術

眼瞼下垂は、眼瞼挙筋の筋力が低下したことや筋力が伝わらないことにより、目が開き難くなる疾患です。眼瞼下垂の主な原因はコンタクトレンズの長期使用と老化であると考えられています。コンタクトレンズ使用者の増加、老齢人口の増加により眼瞼下垂患者も増加傾向にあります。また、テレビ番組の健康番組で眼瞼下垂が保険手術で改善すると報道されたために、手術件数は急増しています。

眼瞼下垂に対する保険治療
眼瞼下垂に対し保険診療を行った方からの修正相談が寄せられています。まず保険診療に対する誤解を解く必要があります。保険診療は健康保険を使って低価格で眼瞼下垂の手術を行ってもらえます。しかし保険診療は、目が開き辛くて日常生活が困る場合に日常生活に困らないようにする治療です。ですから美容的な面はさほど考慮してもらえないことが多いことを知っておかなければいけません。瞳の大きさやライン幅に左右差があるのでバランスを取りたい、パッチリ目になっていない、美容的に改善が無い、目を大きくしてもう少し若返りたい、などの希望は保険の範囲内では難しいかもしれません。

眼瞼下垂失敗をやり直したい

保険診療での再手術
手術後も目が開き辛い、目が開き過ぎて閉じられなくなっている、など日常生活に不自由がる場合には、保険診療の範囲内で修正してもらえる可能性があります。瞳やライン幅の左右差、パッチリ目になっていない、綺麗な目になっていないなどの美容的要素が大きい場合は、自費診療になることが多く、自由診療の美容外科クリニックにお願いする必要があります。

眼瞼下垂失敗の再手術
美容的に眼瞼下垂を治療するためには、初回手術でも挙筋短縮幅の調整が難しく手術を多く経験した上級者の医師でないとトラブルの起きやすいことが知られています。再手術になった場合は、更に難易度が高くなり、引き受けてくれる先生の数も極端に少なくなります。
家の近所をいろいろ廻ったにもかかわらず、引き受けてくれるクリニックが見つからないという方もいらっしゃいます。どうしても治したいということであれば、時間的、経済的余裕をもって、遠方であっても出かける覚悟が必要になります。

眼瞼下垂失敗の再手術

術前

術後28日目


22歳、女性。眼瞼下垂失敗の他院修正手術

保険診療による眼瞼下垂手術後の症例です。目が開き辛いということで、個人開業の先生に保険適応により眼瞼下垂の手術をやってもらったとのことです。目が眠そうで左右差があるということで再度相談しましたが、「綺麗になっているのでこれ以上の希望には応えられない。」と言われ対応してもらえなかったそうです。修正を希望して御相談いただきました。眠そうな表情で、右目が左に比べ小さくなっていました。保険診療ではこれ以上の修正は難しいと考えられたので、自費診療にてやり直し修正手術を行いました。左右差が無くなり、目が開くようになりました。