美容外科の名医を探す方法、カウンセリングの時に気を付けること
カウンセリングでは修正手術を多く扱っている先生に自分の悩みや思いの丈をぶつけてください。ただし言ってはいけないこと、言わない方が良いこともあります。カウンセリング時の注意点をまとめてみました。参考にしてください。
他院修正手術は難手術であると理解する
他院修正手術は、引き受けてくれる先生が少ない難手術です。現在の状況がどうしても気になり再手術をお願いしたいというのであれば、どうしても治してほしいという情熱をもってカウンセリングに臨む必要があります。美容外科治療の多くは日常生活に支障が無いものが多く、難しい手術をやってまで治す必要があるかどうかという点が問われるからです。自分はどうしても気になるので再手術してほしいという思いを伝え、名医の気持ちを動かす努力が必要です。
絶対に再手術が成功するとは言えません
他院修正手術を希望される方は、皆さん今度は絶対失敗したくない、これで最後の手術にしたいと言われます。気持ちは良く分かります。けれどもどんな名医であっても手術前に絶対成功するということをお約束することはできません。名医になればなるほど成功する確率は高くなり仕事はきっちりこなしてくれます。しかし絶対ということは言えません。あまりに絶対ということにこだわると嫌がられることになりかねません。
失敗したクリニックの悪口を言ってはいけません
美容整形に失敗すると、ついつい失敗したクリニックを批判したり、悪口を言いたくなったりするものです。他院修正を引き受けてくれる先生は、技術力がありランクが上の医師に限られます。その先生の元には、次から次へと患者が押し寄せます。ただでさえ忙しいのに初回の手術を行ったクリニックの悪口を聞かされても答えようがないばかりか、印象が悪くなる場合があることを理解してください。前回の手術の様子を詳しく聞かれると思いますが、事実のみを説明するに留め、長々と不平不満や愚痴をこぼすことは避けてください。
自分の都合ばかり押し付けてはいけません
皆さん社会生活を営んでいるわけで、仕事や学校の都合などがあります。自分の都合があるのは分かりますが、自分の都合ばかりを強引に押し付けると、忙しい先生と日程調整はできません。ましてや経過を診せるために来られない、手術後受診できないなど、というと嫌がられる可能性があります。忙しい名医と都合を調整するためには、時間的余裕が必要です。
これから他院修正を考えている皆様へ
自分の長年のコンプレックスを治そうと美容整形を行ったのに希望通りでないと、ほとんどの方は大きなショックを受けます。
美容外科に対する敵意をむき出し、訴えようと考える方もいらっしゃいます。訴訟には長い年月と費用を要します。たとえ訴訟で勝ったにしても賠償金は少額で、弁護士費用として消える場合もあります。尚且つ、自分の元々の悩みは改善されません。
他院修正を引き受けてくれる先生を探すのは、骨の折れることではありますが、訴訟を起こすことに比べれば、たいしたことではありません。ぜひ前向きに考えてください。
あなたにとっての最適な名医を見つけてください。そして、抱いていたお悩みを改善していただきたいと思います。
二重整形失敗の再手術
術前
術後85日目
23歳、女性。二重整形失敗の他院修正手術、パッチリ目手術
7年前に某美容外科で二重埋没法の手術を行った症例です。二重にはなったものの、目力が無いために御相談いただきました。二重切開法に切り替えて、全体的な雰囲気は変えずに目力アップを行いました。二重埋没法により二重にはなったけれど目力が無いというお問い合わせを多くいただきます。二重にすることにより、目力アップもすることが多いのですが、個人差があり、目力アップしないケースもあります。そのようなケースでは切開法に切り替えて目力アップを行う場合があります。瞳が自然に大きくなり印象が良くなります。